スーツスタイルと合わせる革靴の靴紐の種類と選び方

スーツスタイルのビジネスマンにとって、足元の印象を決定づけるのが革靴です。
そんな革靴ですが、革靴に合わせる靴紐には多くの種類があります。この記事では、革靴に合わせる靴紐の種類と、選び方のポイントについて解説をしていきます。

革靴に合わせる靴紐の種類について

革靴に合わせる靴紐には、たくさん種類があります。ここでは、靴紐の素材と形状にフォーカスを当てて、解説していきます。

＊靴紐の素材について
靴紐に使われる素材にはさまざまなものがありますが、代表的なのは綿です。綿の靴紐は耐久性に優れており、お手入れもしやすいことが特徴です。
次にレーヨンですが、綿よりもやや高価ではありますが、耐久性に優れ、毛羽立ちも起きにくいといったメリットがあります。
ゴムやシリコンといった靴紐もあります。これらは、素材そのものが伸びるため、靴の脱ぎ履きがしやすいという利点があります。特に、仕事柄靴を脱いだり履いたりするシーンが多い方にとっておすすめの素材です。

＊靴紐の形状について
革靴に合わせる靴紐の種類は、丸紐と平紐が最もオーソドックスです。
丸紐は断面が丸く、シューホールへ紐を通しやすいのが特徴です。
一方平紐は、よくスニーカーなどで用いられている靴紐で、平坦な形をしており、一度結んだ靴紐がほどけにくいという特徴があります。
その丸紐と平紐ですが、一般的にビジネスでよく使われるのは丸紐のほうで、見た目も上品な印象を与え、フォーマルなシーンにもよく合います。

革靴に合う靴紐を選ぶポイント

基本的にビジネススタイルにおいては、靴紐は革靴と同系色のものを選ぶのが基本です。例えば黒の革靴であれば、黒の靴紐を選んでおけば間違えないでしょう。
前述しましたが、ビジネスシーンでは、靴紐は丸紐を選んでおくと間違えありません。平紐だとどうしてもカジュアルな印象になってしまい、足元が引き締まった印象になりません。
紐の太さについても、3mm以下のものを選ぶことをおすすめします。
比較的細めのものを選んでおくと、スマートな印象を与え、見た目もすっきりします。

新しく革靴を購入する以外に、すでに持っている革靴の靴紐を変えてあげるだけでも、印象は大きく変わります。長年革靴をつかっていて靴紐がボロボロになってしまっていたら、新しいものに交換することをおすすめします。前の靴紐より少し細いものを選んでみたり、光沢感のあるものを選んでみたりすれば、同じ靴でもガラリとイメージチェンジさせることができるのではないでしょうか。
たかが靴紐と思わず、細かいところまで目を配り、おしゃれなビジネススタイルを楽しんでくださいね。